- 浅煎り
ボリビア ラス・アルトゥラス
BOLIVIA LAS ALTURAS GEISHA
ジャスミンを思わせる華やかなフローラルアロマ。
マンダリンオレンジの明るい柑橘感と、リンゴのような爽やかな果実の酸が軽やかに広がります。後半にはブラウンシュガーを思わせるやわらかな甘さが現れ、透明感のある余韻へとつながっていきます。
ゲイシャ品種らしい香りの伸びやかさと、カラナビ高地のクリーンな質感が調和した、エレガントな味わいです。
マンダリンオレンジの明るい柑橘感と、リンゴのような爽やかな果実の酸が軽やかに広がります。後半にはブラウンシュガーを思わせるやわらかな甘さが現れ、透明感のある余韻へとつながっていきます。
ゲイシャ品種らしい香りの伸びやかさと、カラナビ高地のクリーンな質感が調和した、エレガントな味わいです。
| 生産地 | ボリビア |
|---|---|
| 農園 | ラス・アルトゥラス |
| 地域 | カラナビ |
| 標高 | 1,700-1,800 m |
| 品種 | ゲイシャ |
| プロセス | ウォッシュド |
ABOUT
ボリビア・カラナビにある「ラス・アルトゥラス」農園から、当店バイヤーが現地で直接選び抜き入手した希少なロット。限られた流通量のため、市場でもなかなか出会うことのないコーヒーです。このロットとの出会いは、ボリビアで開催された品評会の現地でした。本来はオークション上位ロットの落札を目的に訪れていましたが、競争は非常に激しく、狙っていたロットは惜しくも競り負けてしまいます。そんな中で現地の生産者から紹介されたのが、「ラス・アルトゥラス」農園のこのコーヒーでした。同農園は、近年の品評会でも高く評価されている実力派の農園です。今年は新たな挑戦としてハニープロセスで出品し、見事6位に入賞。その確かな実力を背景に、農園の基準とも言えるウォッシュドプロセスで仕上げられたロットをカッピングする機会に恵まれました。これは、昨年この農園が1位に輝いた際と同じ精製方法でもあります。
カッピングを重ねるほどに、このコーヒーの完成度の高さがはっきりと伝わってきました。現地でこのロットに出会えたことを、大きな喜びとして受け止めています。ラス・アルトゥラス農園の実力と、ボリビア高地のテロワールが美しく重なったゲイシャ。今回の入荷の中でも、特に自信を持っておすすめしたいスペシャルティコーヒーです。
VARIETALS
ゲイシャゲイシャ品種の最大の特徴は、スペシャルティコーヒーの世界でも際立つフローラルな香りと、雑味の少ないクリーンな味わいにあります。カップから立ち上がる花のような香り、軽やかに伸びる酸、そして口当たりのなめらかさは、この品種が持つ独特の遺伝的背景によって生まれています。
コーヒーの品種は、そのルーツをたどると大きくエチオピア系統とイエメン系統に分けて語られることがあります。エチオピアの森はコーヒーの原生地であり、豊かな自然環境の中で多様な遺伝子が育まれてきました。森の木陰に守られた環境では、植物は強い防御を必要とせず、代わりに香りや味わいの多様性が発達したと考えられています。ゲイシャは、このエチオピア系統の中でも特にフローラルな香り成分を豊富に持つ品種です。ジャスミンや白い花を思わせる香り、柑橘のような明るさ、透明感のある酸。その軽やかな印象は、他の品種ではなかなか再現できない個性として知られています。
同時に、この品種はとても繊細でもあります。標高の低い場所や過酷な環境では個性を発揮しにくく、香りや味わいを美しく表現するためには、冷涼な高地と丁寧な栽培管理が欠かせません。だからこそ、優れた環境と生産者の技術がそろったとき、ゲイシャは世界中のコーヒー愛好家を魅了する特別なカップを生み出します。
PROCESS
ウォッシュドウォッシュドプロセスは、コーヒーの味わいをもっともクリアに表現する精製方法のひとつです。収穫されたコーヒーチェリーはまず果肉を取り除かれ、その後発酵と水洗によって粘液質が丁寧に除去されます。こうしてきれいな状態になったパーチメントコーヒーを乾燥させることで、透明感のある風味が生まれます。このプロセスの魅力は、品種の個性や栽培環境がそのままカップに表れやすいことにあります。ゲイシャの持つフローラルな香りや繊細な酸も、このウォッシュドによってよりはっきりと感じ取ることができます。
ラス・アルトゥラス農園では、このウォッシュドが農園の基準とも言える精製方法として長く用いられてきました。丁寧に熟度を見極めて収穫されたチェリーを、安定した発酵管理のもとで精製することで、クリーンで整った味わいが引き出されています。