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ケニア ムテカ+オタヤ デカフェ
Kenya Mutheya+Otaya Decaf
水と自然の力だけでカフェインを97%以上取り除く Swiss Water® Process によって仕上げたプレミアムなデカフェです。
オレンジやリンゴのような明るい酸味、ハニーやキャラメルを思わせる透明な甘さの余韻。
カフェインを控えたい時でも、スペシャルティコーヒーの繊細で豊かな風味をそのまま味わっていただけます。
オレンジやリンゴのような明るい酸味、ハニーやキャラメルを思わせる透明な甘さの余韻。
カフェインを控えたい時でも、スペシャルティコーヒーの繊細で豊かな風味をそのまま味わっていただけます。
| 生産地 | ケニア |
|---|---|
| 農協 | ムテカ+オタヤ |
| 地域 | ニエリ |
| 標高 | 1,600〜1,890 m |
| 品種 | SL28,SL34,Baitan, Ruiru11 |
| プロセス | ウォッシュド+スイスウォータープロセス |
ABOUT
ニエリの品質を決定づけている最大の変数は、西側にそびえるアバーデア山系が生み出す「強力な冷却システム」です。一般的な高地では、日没とともに気温がゆっくりと下がっていきます。しかしニエリでは、夜になると山頂付近で冷やされた鋭い冷気が、斜面に沿って一気に滑り落ちてきます。農園はこの「冷気の通り道」に位置しているため、日没とともに気温が急激に奪われます。この「冷気の激流」が、夜間のエネルギー消費(呼吸)を他産地よりも徹底的に抑え込みます。この強制的な代謝のシャットダウンこそが、ニエリ特有の「引き締まった酸の輪郭」を作る物理的な要因です。PROCESS
ウォッシュド+スイスウォータープロセスニエリの伝統的なウォッシュド精製を象徴するのが、最終段階で行われる「ソーキング(浸水)」工程です。これは何かを足すための作業ではありません。発酵・水洗を経てもなお微量に残るミューシレージや、発酵由来の雑味を徹底的に取り除くための「洗浄」です。この「引き算のプロセス」を挟むことで、豆が本来持っている緻密な酸の構造に一点の曇りもない透明感が加わります。豊かな水資源を持つニエリだからこそ成立する、贅沢なクリーンアップの構造です。
こうして完璧に整えられた豆から、その個性を壊さずにカフェインだけを取り除くのが「水抽出法デカフェ」です。ここでも「何かを足す」のではなく、物理的な均衡を利用した置換が行われます。化学溶媒を使わず、物理的な浸透圧の仕組みを利用することで、ニエリのテロワールが育んだ複雑な有機酸を、可能な限り豆の内部に留めるよう設計されています。
VARIETALS
SL28とSL34が描く「酸の立体構造」ケニア・スペシャルティの象徴であるこの二つの品種は、異なる家系の個性が重なることで、ニエリらしい「明るさと厚みの共存」を実現しています。
SL28:突き抜ける「輝き」と「透明感」(ブルボン系統)
SL34:気品ある「骨格」と「余韻」(ティピカ系統)
この「高域のSL28(ブルボン系)」と「中域のSL34(ティピカ系)」という異なる家系の個性が組み合わさることで、ニエリの酸は完成された構造体となります。