• 浅煎り

ケニア グアマ

KENYA GUAMA

ケニアらしい明るいオレンジを思わせる酸味に、SL34品種の甘さが伴うピーチを思わせるフレーバーやグリーンティーの風味が奥行きを作り出します。
生産地 ケニア
農協 バラグウィ
地域 キリニャガ
標高 1,600-1,800 m
品種 SL28, SL34, RUIRU11, BATIAN
プロセス ウォッシュド

ABOUT

ケニアは国全体で品質が高いコーヒー生産国として知られています。香り高いフルーティーな風味と明るい酸味があり、人気の高い生産国です。私たちも、毎年ケニヤのコーヒーが手元に届くのを楽しみにし、皆様に紹介するコーヒーを吟味することが楽しくて仕方がありません。今回はそんなケニヤからグアマファクトリーを紹介します。

グアマ ファクトリーは、1953年に設立されたケニア最大規模のパラグウィ組合によって運営されているファクトリーで、キリニャガに位置しています。キリニャガはケニア山の南麓に位置し、近くのニエリ地域とともに世界でも豊かなフレーバーを作る生産地として知られています。この地域の特徴として火山性砂質土壌という特徴があげられます。土壌はあまり見ない土質で水分保持特性が低い特徴があります。コーヒーは基本的には水分を必要とする植物で砂質土壌はあまり適していないと考えられます。そういった背景があったためか、1930年代に国立の研究機関であるスコットラボラトリーで干ばつ耐性のある品種の選抜を行なっていて、その結果SL28,SL34という品種が選択され、広く配布され、今でもメインの栽培品種になっています。

PROCESS


収穫されたチェリーは、はじめにピッカーによって手作業で選別されます。その後パルプを取り除き、密度によって3つのグレードに等級分けされます。
グレード1のコーヒーは日陰にあるタンクで18~24時間乾燥発酵されます。6〜8時間ごとに水を加え、かき混ぜて、再び水気を切り乾燥発酵を続けます。発酵後、コーヒーはウォッシュトプロセスにかけられ、ウォーターチャネルで再び密度によって等級分けされたあと、きれいな水で16〜24時間ソーキングされます。
ソーキング後、コーヒーはヘシアンメッシュマットで1日乾燥させます。その後、アフリカンベッドに移動させて12~20日乾燥させます。

VARIETALS

このロットには、ケニアで広く普及しているSL28とSL34に加えて、Ruiru 11, Batianが含まれています。

SL28はケニアで最も有名な品種で、1930年代にScott Agricultural Laboratoriesによるコーヒーの研究から乾燥耐性品種として選抜されました(SL=Scott Laboratoriesの略称+28:研究用のナンバリング)。
乾燥耐性のみならず非常に優れたクオリティポテンシャルを持ち、ケニアのみならずアフリカの各地、現在では中南米でも広く栽培が行われる優良品種です。
数〜十数年の期間ののち生産クオリティが回復するRusticityと呼ばれるユニークな特性も持っており、現在もケニアでのSL28の収穫の多くが樹齢が60-80年の老樹によるものだそうです。

ROASTER'S COMMENT

ケニアの土壌に含まれているリンとSL28品種が組み合わさることで、ケニアらしいより明るいオレンジを思わせる酸味に、SL34品種の甘さが伴うピーチを思わせる酸味やグリーンティーの風味が奥行きを作っています。(バイヤー/佐藤)
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

GUAMA WHOLESALE 500 g

軽減税率対象
参考上代
6,500円
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
ご注文には
ログインしてください

GUAMA WHOLESALE 1kg

軽減税率対象
参考上代
13,000円
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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