- 浅煎り
エチオピア カルマチ
ETHIOPIA KARMACHI
生産地 | エチオピア |
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農園 | カルマチ農園 |
地域 | ゲシャ |
標高 | 1,400-1,684 m |
品種 | ゲシャ1931 |
プロセス | カーボニックマセレーション ナチュラル |
ABOUT
カルマチ農園(トラコン・トレーディング社)は、2019年に設立された新進の農園。エチオピア南西部のSNNPR州ゲシャ地区カルマチ村に位置し、標高は1,400〜1,684m。この土地は、エチオピアの有名産地であるイルガチェフェやグジと比べて標高がやや低いものの、温暖な気候と豊かな火山性土壌があり、ゲシャ品種のポテンシャルを引き出す“自然熟成”に適した場所です。VARIETALS
ゲシャ1931ゲシャ1931品種は、ゲイシャ品種の生まれ故郷でもあるゲシャ村近郊の原生林で見つかった品種です。ゲイシャと同様にジャスミンやベルガモットを思わせるフローラルなフレーバーが特徴的で、言わばゲイシャの兄弟とも言えるような品種です。ジャスミンやベルガモットを思わせる揮発性テルペン類が非常に豊富で、他品種とは一線を画す香味を生み出します。
PROCESS
このロットは、“カルボニック・マセレーション・ナチュラル”という、複合的で先進的な発酵方法で処理されています。収穫したチェリーを炭酸ガスで満たしたタンクに密閉し、酵母や乳酸菌による発酵を促します。この過程により、ジューシーでフルーティーな甘さが引き立ち、渋みや雑味のないきれいな後味が生まれます。さらに、果肉を残したままゆっくりと天日で乾燥させることで、芳醇な果実感と透明感のある酸の同居した、立体的な味わいに仕上がっています。ROASTER'S COMMENT
このコーヒーとの出会いは、親しいバイヤーからの一言でした。「良いロットがあるんだ」と。けれど、ある程度の量を購入必要があり、助けを求められました。どうにか力になれないか――そう思って、まず私たちは一緒に味わってみました。「Gesha1931」にカーボニックマセレーションが丁寧にかけられていて、一緒に買うことにしました。良いコーヒーに出会えたこと、そして友人の助けになったこと。その両方が、このコーヒーを購入した理由です。(グリーンバイヤー/ 佐藤)