- 浅煎り
ペルー ミラフローレス
PERU MIRAFLORES
ホワイトグレープやアップル、フレッシュハーブを思わせるフルーティーで爽やかな味わい
生産地 | ペルー |
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農園 | ミラフローレス |
地域 | アマゾナス |
標高 | 1,720-1,914 m |
品種 | ティピカ |
プロセス | ウォッシュド |
ABOUT
ミラフローレスは、ペルー北西部・カハマルカというコーヒー生産が盛んなエリアに位置します。ペルーの大きな特徴として高標高が上げられ、ミラフローレス農園も1,900mと高い標高に位置しています。
ミラフローレスは、2002年からスタートした新しい農園で、元々コーヒー業界に精通していたマヌエルとエスターの2人が、ペルー北部でのコーヒー農園の生産性の低さを打破すべく、自ら農園業にチャレンジするところから運営が始まりました。さび病などの困難にも直面しながら、世界に通じるスペシャルティコーヒーを生産すべく、最新の農法による厳格な施肥、持続可能な方法、品質管理を徹底した栽培に取り組んでいます。
PROCESS
プロセシングでは、完熟チェリーのみを収穫し、水洗い、フローター選別後、水なしでパルピングが行われます。14℃の発酵水槽で18時間置き、水洗後20日間の自然乾燥がなされています。VARIETALS
農園では35ヘクタールの栽培面積の内、10ヘクタールでこのティピカ種を栽培しています。近年では気候変動による病害虫の増加によって、ティピカ種などの病害虫に弱い品種は耐性のある品種に植え替えられてどんどん生産量が減ってきています。こうした中で、ティピカのフレッシュでフルーティーな味わいを感じられる機会も減ってきたように思います。
しかしながら、高標高に位置するミラフローレスでは、温暖化の影響を受けにくいからか、ホワイトグレープやアップル、トロピカルフルーツを思わせるフルーティーで綺麗な味わいのティピカが守られているように感じます。