- 浅煎り
グアテマラ エル・コロリド ドライウォッシュドアナエロビック
GUATEMALA EL COLORIDO DRY WASHED ANAEROBIC
自社農園プロジェクト「エル・コロリド」より。アナエロビックナチュラルプロセスによる、レモンやパパイヤを思わせるフレッシュなフルーツの印象とブラウンシュガーのようなクリーンな甘さのコーヒー
生産地 | グアテマラ |
---|---|
農園 | ナランハレス農園 |
地域 | ニューオリエンテ |
標高 | 1,535 - 1,640 m |
品種 | パチェ, パカス, カティシック, カツアイ |
プロセス | ドライウォッシュドアナエロビック |
ABOUT
エル ・コロリドは、グアテマラのハラパ県に位置するナランハレス農園の区画をお借りした自社農園プロジェクト「MyFarm 契約」の一環で、私たちが作成したオリジナルプロセスのコーヒーです。エル ・コロリド(EL COLORIDO)は、現地スペイン語で「カラフル」の意味で、ひとつの農園で収穫される同じコーヒーから、独自にプロセスを行い、さまざまな色の味わいを作ろうというコンセプトのもと始まりました。このドライウォッシュドアナエロビックプロセスでは、自転車式の脱穀機「ドライバイシクルパルピング」を用いてチェリーを脱穀したのち、密閉タンクで72時間、タンク内のpHが3.8に下がるまで比較的長時間の嫌気性発酵を行いました。PROCESS
ナランハレス農園では、さまざまなコーヒー品種が栽培されており、収穫されるロットでの比率としては、パチェ40%、パカス25%、カティシック20%、カトゥアイ15%程度の割合となっています。このうち、最も割合の多い「パチェ種」の特徴的なトロピカルフルーツを思わせるフレーバーを生かしたいという点から、発酵を弱めにかけることで発酵由来のフレーバーを明確に作るを避け、パチェのフレーバーのサポートが出来るように適度な発酵をかけることを目指しました。加えて、コーヒーチェリーの乾燥工程では、日陰干しを採用し時間をかけて乾燥を促すことで、酵母の活動期間を長くすることで奥行きのある味わいが作られます。これが、カティシックというハイブリット種が持つ厚みのある口当たりと組み合わさり、リッチで満足感のあるカップに仕上げてくれます。
味わいの特徴としては、トロピカルフルーツやハニーといったフレーバーが感じられ、華やかでフルーティーな印象を感じつつ、アーモンドのニュアンスやまろやかな印象も感じていただけるコーヒーです。
VARIETALS
パチェ種パチェは、アラビカの2大原種のうちの1つであるティピカ種の変異により派生した品種です。ティピカ種は、華やかなフレーバーやトロピカルフルーツのようなフレーバーが特徴的で、このパチェ種にもその特徴がしっかりと引き継がれていることを感じました。