• 深煎り

ルワンダ シーラ

RWANDA SHYIRA

クリーンかつ複雑な味わいの輪郭、ハーブやアップルの華やかさとチョレートや赤ワインを思わせる深みのあるフレーバー。
生産地 ルワンダ
農協 シーラ コーヒーウォッシングステーション
地域 ニャビフ
標高 1,850-2,300 m
品種 ブルボン、RAB C15
プロセス ウォッシュド

ABOUT


シーラの位置するニャビフは、ヴィルンガ火山による火山性土壌と、雨季と乾季が短いサイクルで繰り返される二峰性気候により、豊富なリンが適切なタイミングでコーヒーノキに供給され、明るい酸味をもたらします。また1,850-2,300 mというルワンダ国内でも有数の高標高が生み出す冷涼な気候は、チェリーの成熟を緩やかに促し、風味の元となる成分の密度を極限まで高めます。これが、シーラ特有のクリーンかつ複雑な味の輪郭を形作り、唯一無二の気品を湛えたキャラクターを完成させています。


VARIETALS

ブルボン品種
ブルボンのカップは、まず「甘さ」が立ち上がるところから始まります。派手に主張する果実香ではなく、熟した甘いフルーツに、柔らかなフローラルが重なるような印象。そこにキャラメルやチョコレートを思わせる甘いニュアンスが加わり、全体として「甘い酸」と表現されることが多い、落ち着いた華やかさを描きます。酸はシャープに尖るというより、丸く整ったバランス型です。高地のロットでは、この酸に明るさや透明感が加わり、全体の輪郭が一段クリアになりますが、それでも酸が前に出すぎることは少なく、あくまで甘さを支える役割に収まります。
ブルボンの大きな強みは、軽やかさよりも量感のある甘さにあります。口に含んだ瞬間のインパクトではなく、飲み進めるほどに「甘さが続く」感覚。ボディは中庸からやや厚みがあり、舌の上での収まりがよく、カップ全体がきれいにまとまります。温度変化による表情の移ろいも、いかにもクラシックです。カップが冷めるにつれて、フローラルや柑橘の明るさが顔を出し、温度が高い状態ではキャラメル、チョコ、ナッツのような甘香ばしさが前に出る。極端に印象が振れることはなく、最後までバランスを崩さない──それがブルボンらしいカップです。


PROCESS

シーラでディスクパルパーが使われています。ディスクパルパーは大量生産に適したコマーシャル用の設備で、強摩擦ゆえに損傷リスクが極めて高い。果肉の残渣も多くなりがちなマシンです。設備による「ばらつき」は、そのままプロセス全体の制約になります。損傷箇所から微生物が侵入したり、残渣によって意図しない発酵が始まってしまう。そうしたダメージや予期せぬ変質を避けるために守りの操作を強いられます。
彼らが選択しているのは、水による希釈を一切行わない「ドライファーメンテーション(乾式発酵)」です。糖分が薄まらず、発酵の強度が強いこの手法を行えるのはシーラの気候が極めて冷涼であるからでしょう。冷涼な気候が微生物の活動を「減速」させ、水のない空間で酵素と微生物を最大密度で停滞させる。この低速かつ高濃度な環境があって初めて、破綻することなく発酵を完遂できているのだと想像できます。
発酵を終えた後のソーキングは、水という溶媒を用いた研磨でしょう。 不純物を洗い流しクリーンさを引き出す一方で、豆の成分そのものを削ぎ落としてしまう側面も持っています。シーラに関してはこれがポジティブに作用していると思います。アフターに向けて収束していくティーライクな印象はあるものの、飲み口のクリーンさと強度はしっかり保たれており、フルーティーなフレーバーをキャッチしやすいと思います。


ROASTER'S COMMENT

久方ぶりのシーラですね。思えばウッドベリーコーヒーへ入社したばかりの頃に扱って以来なので、5年ぶりでしょうか。当時は「ケニアのようなコーヒーだ」という評がありましたが、それが土壌といったコーヒーを生産する構造としてケニアに近似していたということは、驚きとともに「人の舌もあながち捨てたものではない」と思わせてくれます。深煎りながらハーブやアップルを思わせる明るさと、チョコレートや赤ワインを思わせる奥深さがバランスよく感じられます。(バイヤー/佐藤)
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

SHYIRA WHOLESALE 500g

軽減税率対象
参考上代
4,500円
販売価格
(単価 × 入数)
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SHYIRA WHOLESALE 1kg

軽減税率対象
参考上代
9,000円
販売価格
(単価 × 入数)
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