- 浅煎り
エチオピア バンコ・ゴティティ
ETHIOPIA BANKO GOTITI
イルガチェフェの良質なテロワールと相まった、白い花や柑橘の華やかなフレーバーとピーチを思わせる甘い酸味をお楽しみください。
生産地 | エチオピア |
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地域 | イルガチェフェ |
標高 | 1,950-2,300 m |
品種 | エチオピア原種 |
プロセス | ウォッシュド |
ABOUT
バンコ・ゴティティは、ゲデブとグジ地区に隣接し、標高1,980メートルの場所に位置しています。このステーションは、約780の地元農家からチェリーを調達しています。各農園の平均サイズは2ヘクタールで、標高1950メートルから2100メートルの範囲にあります。ステーションの所有者、レンジャーが運営を監督しています。大自然の高地で丁寧に手作業で収穫されたコーヒーチェリーは、伝統的なウォッシュドプロセスで処理されています。
PROCESS
チェリーは手作業で収穫された後、再び手作業で選別されます。選別されたチェリーは、パルピングマシン(脱穀機)を使用し果肉が取り除かれます。またこの機械は、密度に基づいて高品質G1と低品質G2のグレーディングを行うように設計されています。その後、コーヒーはタンク内で水中発酵され、平均72時間の発酵がなされます(48 – 100時間の範囲内で調整)。コーヒーは再びチャネルでグレーディングされ、低品質のチェリー(密度が低いもの)は浮かび取り除かれます。これにより、密度が高く高品質の豆だけが高級ロットとして分離されます。パーチメントは綺麗な水で浸され、その後約8-20日間ドライベッドの上で乾燥されます。コーヒーは気候、テーブルの種類、乾燥段階に応じて、2-8 cmの層で乾燥されます。
VARIETALS
エチオピア原種エチオピアでは、庭先や自然林の中で土着しているコーヒーを、ガーデンコーヒー・フォレストコーヒーとして栽培する形態がまだまだ一般的です。これらの土着品種は、遺伝学的な品種分類がはっきりしていない場合が多く、ヘイルーム品種(Ethiopia Heirloom)、日本ではエチオピア在来種、またはエチオピア原種などの包括した俗称で呼ばれています。
このヘイルーム品種は、野生種と半野生種の2つのグループに大きく分類されます。エチオピアの野生種はグレート・リフト・バレーの西側に自生していた品種です。半野生種の多くは、1967年に設立された「ジンマ農業研究センター(Jimma Agricultural Resarch Centre (JARC))」で開発された品種です。