- 浅煎り
エルサルバドル ラス・ベンタナス パカマラ ナチュラル
EL SALVADOR LAS VENTANAS PACAMARA NATURAL
オレンジやトロピカルフルーツを思わせる明るい酸味と、ハチミツのような華やかさのある甘さの余韻をお楽しみいただけます。
生産地 | エルサルバドル |
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農園 | ラス・ベンタナス |
地域 | アロテペック メタパン |
標高 | 1,600-1,750 m |
品種 | パカマラ |
プロセス | ナチュラル |
ABOUT
ラス・ベンタナス農園は農園主のエリサさんとその祖父アントニオさんの親子2代に渡り運営されている農園です。2006年スタートのまだ比較的新しい農園ですが、2015年から6度のカップオブエクセレンス(COE)品評会入賞を誇る実力派の農園です。 エルサルバドル北西部アロテペックメタパン地域の標高1,600mの山あいに位置しており、肥沃な火山性土壌と雨季乾季のはっきりした気候のテロワールは、パカマラ品種の栽培に適したエリアとして名高く、ラス・ベンタナス農園もパカマラ品種をメインに栽培を行っています。また、農地は8区画に分けられており、6区画でコーヒーの栽培、残りの2区画は自然林として残されており自然豊かな農園です。VARIETALS
パカマラパカスとマラゴジッペと呼ばれる品種の交配種として、エルサルバドルで開発されました。自国生まれの品種ということもあり、エルサルバドルでは主力品種として多くの農園で栽培されています。特にロマ・パチャのあるチャラテナンゴのラ・パルマというエリアで栽培されるパカマラ種は、デリケートな酸味と甘く上品な味わいが特徴で、パカマラの魅力が最大限に発揮されていると感じます。
PROCESS
ナチュラルラス・ベンタナス農園の生産処理場で特徴的なのは、パティオ(コーヒー豆の乾燥場。コーヒー豆は水分が11%~13%になるまで乾燥された後、出荷される)の材質がコンクリートというところです。
エルサルバドルの多くの生産処理場では、急激な温度上昇を防ぐために赤煉瓦がパティオの材質に採用されていることが多いのですが、こちらはコンクリートを採用しています。温度上昇が早く、高い温度で発酵が進むためフルーティーなフレーバーがつきやすいのが特徴です。アフリカンベッドとパティオが併用されることで綺麗さとフルーティーなフレーバーの両立が図られていると感じました。ナチュラルプロセスにおいては、カビ等の発生リスクを抑えながら綺麗にプロセシングを終えることができ、素晴らしい味わいのコーヒーが仕上がってきます。