- 中深煎り
ブラジル カラコル コミュニティ
BRAZIL CARACOL COMMUNITY
ヘーゼルナッツやミルクチョコレートのような甘さ、そしてクリーミーなボディが魅力的なコーヒーです。
生産地 | ブラジル |
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農協 | カラコルコミュニティ |
地域 | スル・デ・ミナス |
標高 | 1,100m-1,400m |
品種 | カトゥアイ |
プロセス | ナチュラル |
ABOUT
このコーヒーは、スル・デ・ミナスエリアのカラコル山脈沿いでコーヒー生産を行う小規模農家のコミュニティロットです。レアンドロ・テイシェイラとパウロ・テシェイラの兄弟がコミュニティをまとめ作り上げています。このロットの生産地域は、1100m~1400mとスル・デ・ミナスの中でも標高の高いエリアに位置していて、雨量も日射量も多く、それが火山灰土壌と相まって、コーヒーチェリーには有機酸や甘さが蓄えられます。今年のブラジルでは、エルニーニョの影響で降雨量は前年よりも多かったようですが、それがポジティブにはたらき、前シーズンの収穫量を上回ったようです。コーヒーは雨量が増えるとマウスフィールの厚みが増します。今年のロットはより厚みのあるコーヒーになり甘さの印象が感じやすくなっています。
ヘーゼルナッツやミルクチョコレートのような甘さ、そしてクリーミーなボディが魅力的なコーヒーです。
PROCESS
ナチュラルプロセスVARIETALS
カトゥアイこのロットはカツアイ品種100%の構成になっています。
カツアイ品種は少し特別な品種でもあります。アラビカ種は2大品種と呼ばれている品種があります。それがティピカ品種とブルボン品種です。このふたつの品種は多くの品種の祖先になっていて、現在飲まれているアラビカ種のほとんどがこのふたつのDNAに近い形のDNAを持っています。もちろん味わいも近いです。
カツアイ品種は言ってしまえばティピカ品種とブルボン品種の子孫にあたります。何が特別なのかというと2大品種であるティピカ品種とブルボン品種が交配したことで、どちらのDNAからも少し離れた、新たな枠組みの品種群に当たる品種だからです。ムンドノーボ品種がその最初になった品種でティピカ品種とブルボン品種の掛け合わせでできました。しかし樹高が高く収穫がしにくかったため、ムンドノーボ品種を小さくするために矮小種と掛け合わせて作られたのがカツアイ品種です。カツアイ品種は2大品種の特徴を引き継いだ、少し複雑な味わいの品種になっています。