- 深煎り
コロンビア ウィラ
COLOMBIA HUILA
コロンビアの南西地方・ウィラの高い標高で育まれたこのコーヒーはその品質の高さが有名です。ジューシーな酸質とキャラメル・チョコレートのような甘さをお楽しみください。
生産地 | コロンビア |
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農協 | ブエノス・アイレス農園 |
地域 | ウィラ |
標高 | 1,600-1,800 m |
品種 | Castillo 40% / F6 30% / Yellow Bourbon 30% |
プロセス | ウォッシュド |
ABOUT
農園主のベト・ナルバエスさんは、14歳の時からコーヒーに携わっています。学校を出て働き始めるタイミングで、⽗親に⼟地を分け与えてもらって2500本のコーヒーの⽊を植えたのが始まりでした。その後4haの⼟地を買い、ノルウェーの肥料会社Yaraのアグノロミストから技術指導を受けて、⾊々な品種のコーヒーの⽊を植えました。2015年にはYaraが主催する⼤会で準優勝することができ、それからスペシャルティコーヒーに対して情熱が⼀層増し、新しい精製⽅法にも挑戦をしている最中です。PROCESS
精製方法はウォッシュドにて乾燥処理を行っています。VARIETALS
Castillo(カスティージョ)品種矮性ブルボン系品種のCaturraとさび病耐性のあるTymor Hybridを掛け合わせた交配種の第5世代にあたります。2005年にリリースされた新しい品種で、研究者であるハイメ・カスティージョ氏からその名が付けられています。育種の進んだ品種であるので、さび病、Coffee Berry Borer (CBB)や菌類に耐性、実は大きく、矮小種のため密植可能・高収量と栽培目線では非常に優良な品種。ゆえにコロンビアにおいては2008年に政府がおよそ3.25億本のコーヒーの木をカスティージョに植え替えるリノベーションが実施され、現在は新しい農園の多くに分布しています。
Yellow Bourbon(イエローブルボン)品種
イエローカツアイと並ぶ、ブラジルメジャー品種。起源としてYellow Botucatu(いわゆるYellow Typica, 1871年にサンパウロ州のBotucatu地域でTypica種の木が黄色に色づきYellow Botucatuと名づけられた)と通常のRed Bourbonが自然交配して生まれた説、レッドブルボンの自然変異が起源との説(PDG記事)と2つの仮説があるよう。発見当初、良質なカップクオリティと他品種と比べて比較的高い収量から瞬く間にブラジルに伝播し、1949-51年の間に生産量が3倍にもなりました。