- 深煎り
コロンビア ウィラ
COLOMBIA HUILA
コロンビアの南西地方・ウィラの高い標高で育まれたこのコーヒーはその品質の高さが有名です。ジューシーな酸質とキャラメル・チョコレートのような甘さをお楽しみください。
生産地 | コロンビア |
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地域 | ウィラ |
標高 | 1,500-1,600 m |
品種 | コロンビア・カトゥーラ・ブルボン他 |
プロセス | ウォッシュド |
ABOUT
トリマ、カウカ、メタ等の著名な生産地と隣接するウイラ地方はマグダレナ河が流れる山脈地帯に挟まれた谷合に位置しています。南西地方の高い標高で育まれたこのコーヒーはその品質の高さが有名であり、小規模生産者によって生み出されるウオッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、この上なく素晴らしいフレーバーにあふれています。このフレーバーを生み出す高い標高のテロワールは、ウイラらしいアシディティーを生み出し、温暖に保たれる気温は年間を通して頻繁な開花を促します。また当地の秀逸な特徴の秘密は7ヘクタール満たない生産者たちが、小規模故に家族で丹念に育てることに起因しています。マイルドな酸質、花の様な風味が香り、美しい余韻を残す、アロマティックなコーヒーをお楽しみくだい。
PROCESS
精製方法はウォッシュドにて乾燥処理を行っています。VARIETALS
カツーラ品種カツーラ(カトゥーラ)種は、Bourbon種の自然変異種でブラジルのミナスジェライス州で1915-1918年の間に発見されました。単一種での変異において木は小さくなり、グアラーニ語で“小さい”という意味でCaturra(カトゥーラ)と名づけられました。 その後IAC(Instituto Agronomico Campinas)の栽培試験場で1937年に品種選抜が行われて広まりました。木が小さいため密植が可能で収量増のため生産者の興味を引いたそう。実際にHybrid timor と掛け合わせたCatimor(や、そのF4世代: Colombia種, F5世代: Castillo種)など耐病x高収量品種の育種に利用されています。
ブルボン品種
ブルボン種は、ティピカ種と並んでアラビカコーヒーの二大品種として著名であり、現在数多くあるアラビカ系品種はおよそこの2つのどちらかを祖先に持ち、様々な交配・変異を経て誕生しています。ティピカ種と比べると収穫量も20~30パーセントほど多いですが、隔年収穫のため生産性は高くなく病害虫に対しても脆弱ですが、スペシャルティコーヒー市場では特有の甘みが評価され、カップクオリティは高く評価されています。 完熟実の色は種類によって様々で、赤や黄色、その他にはオレンジ色の場合もある(レッドブルボン、イエローブルボンなどと表記されます。)