• 浅煎り

ケニア リムウェ

KENYA LIMWE

ルイル11, バティアンのみからなるユニークなロット。ブラックティーや柑橘の華やかさ、ミルクキャラメルのような厚みのある甘さが特徴的です。
生産地 ケニア
農園 リムウェ
地域 キシー
標高 2,070 m
品種 ルイル11, バティアン
プロセス フリーウォッシュド

ABOUT

農園主のリヴィアン・オシエモは長い間、コーヒー農園を持つことを夢見てきました。2015年、彼はリムウェ・エステートを購入し、農場に最初のコーヒーの木を植えました。リムウェエステートは海抜2,070メートルに位置し、ケニアの中でも非常に標高が高い地域です。そのため害虫や病気の影響は少なく、農薬と殺菌剤はほとんど必要ないそうです。

ケニアの多くの生産者は生産工場を持ちませんが、彼らは自身のコーヒーを加工できる独自の小さなウェットミルを持っています。そのため、完全なトレーサビリティが保証されると同時に、プロセスに関しても自由に改善できる環境を持っています。

こうして整備された栽培環境で収穫されたコーヒーは、ブラックティーや柑橘の華やかさとミルクキャラメルのような厚みのある甘さの余韻をお楽しみいただけます。

PROCESS

フリーウォッシュド
チェリーは赤い実のみを手摘み取りされ、パルピング(脱穀)されます。コーヒーは、小さなタンクで12〜24時間発酵し、その後残りの粘液を取り除くためにきれいな水で洗浄されます。パーチメントは、きれいな水に12〜14時間浸され、その後、アフリカンベットに移し、定期的にひっくり返され、21~30日間かけて均一に乾燥されます。

VARIETALS

Ruiru11はCoffee Berry Disease(CBD)やさび病などに代表される「コーヒーの木の病気」に対する耐性を持った交配品種です。
ケニアでは1968年にCBDが蔓延・年間生産量の50%を失った経験から、70年代にRuiru地区の研究機関においてこの病気に対抗できるコーヒーを開発するための交配実験が重ねられました。この結果1985年にリリースされたRuiru11はCBD・さび病への耐性をもち、さらに矮小種の形質も受け継いでいるため、密集した生育による高い収穫効率の達成も可能となりました。理想的な栽培種として、徐々にケニアでの利用が高まっている品種です。

またBatianもコーヒー葉さび病への耐性、コーヒー果粒病への耐性を持ちながら、良好なカップクオリティを兼ね備えた高収量・高木品種になります。何種類かのRuiru11に由来する5世代目の雄親から単木で選抜されたものです。Batianは3つの異なる純系品種をミックスした複合品種です。元の交配に関与した品種は、SL28、SL34、ルメ・スダン、N39、K7、SL4、そしてティモール・ハイブリッドとされています。

ROASTER'S COMMENT

ニエリやエンブなど有名産地のあるケニア山から離れた、ヴィクトリア湖に近いキシーという産地のコーヒーになります。品種もケニア主力のSL品種を含まない、ルイル11/バティアンのみのロットになっており、なかなかユニークなコーヒーとなっています。(COO/ 井上)
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

LIMWE WHOLESALE 500g

軽減税率対象
参考上代
6,000円
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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LIMWE WHOLESALE 1kg

軽減税率対象
参考上代
12,000円
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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